宮崎県が実施する「県プール整備運営事業」に対するプロジェクトファイナンスの組成について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、宮崎県のPFI事業である「県プール整備運営事業」(以下「本PFI事業」という。)」を受託するために設立されたひなたメドレー株式会社(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役社長:田中浩一、以下「当社」という。)に対し、株式会社宮崎銀行と共にアレンジャーとして、地域金融機関等との協調によるシンジケーション方式のプロジェクトファイナンスを組成いたしました。

 本PFI事業は、宮崎県で開催する第81回国民スポーツ大会・第26回全国障害者スポーツ大会「日本のひなた宮崎国スポ・障スポ」や全国大会等の大規模な公式大会における競泳競技及び水球競技の大会会場としての利用を想定したプール施設(以下「本施設」という。)を、新たに宮崎市錦本町県有グラウンドに整備し、維持管理・運営するものです。また、敷地内に大学施設やメディカル・飲食モール等本施設と相乗効果が期待できる施設を整備することで、県民の健康・憩いの場を創設し、地域活性化の拠点となることが期待されます。

 本件は、民間事業者の創意工夫やノウハウを活用することで、本施設の整備と整備後の維持管理・運営を効率的に実施するとともに、ソフト・ハードの両面において魅力向上を図ることを目的にPFI手法により実施されます。DBJは、長きにわたりPFI事業に対するファイナンスに積極的に取り組んでおり、これまでに培ったノウハウを活かし、当社をファイナンス面から支援していきます。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、地域経済の活性化に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
南九州支店 電話番号 099-226-8209

DBJ News一覧へ戻る