株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ADM Capital Europe LLP(本社:英国、Chief Investment Officer: Robert Appleby、以下「ADMCEU社」という。)が運営するCibus Fund II L.P.(以下「当ファンド」という。)に対し、本邦で最初の投資家として出資することを決定し、出資契約を締結しました。
ADMCEU社は、2017年より食農企業へのバイアウト、グロース、ベンチャー投資を開始し、農業生産効率化、労働力不足解消、生物多様性等の農業課題に着目して、25社以上に投資した実績を持ちます。投資先企業に対しては、独自の業界ネットワークを活用した経営支援を通じて、スケール化や販路拡大に貢献してきました。当ファンドは、ADMCEUが運営する同一戦略のファンドとしては2号目であり、消費者の健康意識向上、食農分野における規制強化等を捉まえた投資を進める予定です。
DBJは、当ファンドへの出資を通じ、先進国に共通する農業課題の解決策について、先進的なノウハウを獲得し還元することで、我が国の食農産業の成長に寄与することを目指します。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、我が国食農産業の抱える課題の解決をファイナンス面からサポートし、お客様の取り組みを積極的に支援してまいります。
【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1990
Cibus Fund II L.P.への出資決定について
2022/05/11
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