(合)Daigas不動産ファンド第1号への出資について-「特定投資業務」を通じたDaigasグループの新規事業への取り組み支援-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、大阪ガス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:藤原正隆)の100%子会社であり、Daigasグループ(以下「当グループ」という。)の中核会社である大阪ガス都市開発株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:友田泰弘)の主導により設立された合同会社Daigas不動産ファンド第1号(以下「当ファンド」という。)に対して出資を実行いたしました。

 当グループは、関西圏の都市ガス供給を担う国内エネルギー事業を基軸に、海外エネルギー事業・都市開発事業等さまざまな事業において社会インフラを担う企業グループです。当グループは、「Daigasグループ中期経営計画2023」において掲げる「ミライ価値の共創」、「企業グループとしてのステージ向上」の実現に向け、当グループ創業の地である関西エリアを中心とした長期安定運用を目指す私募REITの設立を検討しております。

 本件は、私募REIT設立に向けた段階的取り組みとして、将来の私募REITポートフォリオへの組み入れを企図した当ファンドを設立し、当グループとして初めて不動産流動化に取り組むものです。今後は、当グループがこれまで培ってきた不動産開発のノウハウと不動産証券化の知見を融合し、中長期的な資産効率性を高めていくことで、さらなる企業競争力の強化と持続可能な社会の実現への貢献を果たしていく方針です。

 DBJは、本件が、当グループの不動産ビジネス拡大による競争力強化を通じて、経済社会の活力向上及び持続的発展に資するものであると評価し、「特定投資業務(注)」を活用したサポートを行うこととしました。今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

 (注)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。


【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

DBJ News一覧へ戻る