(株)マツオカコーポレーションとの資本業務提携及び転換社債型新株予約権付社債の引受について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社マツオカコーポレーション(本社:広島県福山市、代表取締役社長:松岡典之、以下「当社」という。)との間で、2022年9月9日付で「資本業務提携契約」を締結するとともに、転換社債型新株予約権付社債の引受を行うことを決定いたしました。

 当社は、グループ会社を通じて、主に日本の顧客向けに、アジア5か国で展開する工場において衣料品の企画、製造、素材の開発加工及び物流等を主な内容とする事業活動を行っています。
 当社グループは、2021年5月に中期経営計画「ビジョン2025」を定め、中国からアセアン諸国等への生産地シフトによるサプライチェーンの分散と強靭化並びに生産能力の拡大、投下資本効率を向上させるためのグループ経営管理の高度化、DX化の推進、業務効率を重視した組織再編及び内部体制の強化、プライム市場上場維持基準の適合に向けたサステナビリティへの取り組み強化等の成長に向けた諸施策を推進しています。

 本件は、DBJが当社の取り組みを支援することで、当社中期経営計画の着実な推進と当社企業価値の向上を目的とするものです。
 DBJは、当社がベトナムにおける設備投資に充当する成長資金を提供するとともに、転換社債型新株予約権付社債を保有して、当社の企業価値向上に向けたインセンティブを共有しつつ、以下の分野を中心に支援を行い、当社の成長に貢献すべく努力してまいります。

(1) グループ経営の高度化(データに基づく経営判断の礎となる経営指標の見える化に向けた全体設計・導入等の支援)
(2) 事業拡大・付加価値向上(新規顧客・新規領域の開拓を見据えたM&A・アライアンスに関する情報提供・戦略立案・案件遂行等の支援及び資金提供の検討)
(3) サステナビリティ経営に関連する取り組みの強化(中長期的な企業価値向上に向け、また、プライム市場上場会社として目指すべきコーポレート・ガバナンスの在り方も踏まえた、サステナビリティ経営等における各種施策の戦略策定・実行支援)

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも企業価値向上に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140

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