株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、Minerva Growth Partners、T. Rowe Price Japan Fund等と共同して、株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区、代表取締役:稲田武夫、以下「当社」という。)に対して出資を実行いたしました。
当社は、2011年9月に設立され、建設業界における現場の効率化から経営改善までを実現するクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」の企画・開発・運営等を行うスタートアップ企業です。建設業界における生産性の低下や人材不足という社会的課題の解決に貢献すべく、業務プロセス、経営、バリューチェーンレベルでのDX化を推進するソリューションを提供しています。
本件は、当社が、今後さらなる顧客ニーズへの対応とプロダクト開発等により、事業の拡大を企図するに際して、その成長資金に対するリスクマネーを提供するものです。DBJは、当社のプロダクト開発によるイノベーションが建設業界の課題を解決することを通じて、我が国の社会経済の活力向上に資するものとして、本件に「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJイノベーション・ライフサイエンスファンド(注2)」を活用することといたしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注1)民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、Society5.0の世界に先駆けた実現やイノべーションエコシステムの構築、ライフサイエンス産業の競争力強化に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。
【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140