共友リース(株)の発行するサステナビリティボンド(私募債)を取得
-国内地銀系リース会社初のサステナビリティボンド-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、共友リース株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:吉成広行、以下「当社」という。)の発行する国内地銀系リース初(注1)のサステナビリティボンド(私募債)(注2)を取得しました。なお、本件はDBJのグループ会社であるDBJ証券株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松井泰宏)が私募の取り扱いを行うものです。

 当社は、大垣共立銀行グループ(以下「OKBグループ」という。)に属し、東海地域及び関東地域を中心にファイナンスリース、オペレーティングリース、オートリースといったリース業を展開する地銀系リース会社です。当社は、OKBグループ策定の「サステナビリティ基本方針」、「OKB SDGs宣言」、「環境方針」において、「持続可能な地域づくりや気候変動問題・環境保全活動」への取り組みに積極的、継続的に取り組むことを掲げ、取引先の再生可能エネルギー導入、エネルギー効率向上、ICT環境整備等に資するリース事業を展開しています。

 今般当社は、取引先の再生可能エネルギー設備、エネルギー効率向上に資する物件、教育におけるICT環境整備に資する物件、老人ホームに供する建物等のリース物件の購入資金を資金使途とする、サステナビリティボンド(私募債)を発行しました。当社の発行する本私募債は、株式会社格付投資情報センターによるセカンドパーティーオピニオンを取得しています。
 当社は、引き続きサステナビリティボンド・フレームワーク(当社策定)に適合するリース資産の提供を推進し、低炭素・脱炭素社会の実現に貢献していく予定です。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします-金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し日本と世界の持続的発展を実現します。」に基づき、カーボンニュートラルに向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


(注1)株式会社格付投資情報センターもしくは株式会社日本格付研究所よりセカンドパーティーオピニオンを受けた国内企業によるサステナビリティボンド発行実績、及びBloomberg L.P.データベースに基づいて当行にて確認した情報。

(注2)「サステナビリティボンド」とは、企業や地方自治体等が、環境問題・社会課題の双方の解決に資する事業に要する資金を調達するために発行する債券等のことで、①調達資金の使途がサステナビリティプロジェクトに限定され、②調達資金が確実に追跡管理され、③発行後のレポーティングを通じ透明性が確保された債券のことです。


【お問い合わせ先】
東海支店 電話番号 052-589-6892

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