Sony Innovation Fund 3 L.P.への出資決定について-「特定投資業務」を活用したソニーが運営するVCへの出資-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ソニーベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:土川元、以下「SVC」という。)が組成するSony Innovation Fund 3 L.P.(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 SVCは、2021年7月に、ソニーグループ株式会社(以下「ソニー」という。)の100%子会社として、スタートアップ企業への投資とソニーや外部投資家の多様な経営資源を活用した事業成長支援を目的に設立されたファンド運営会社です。

 当ファンドは、ソニーのベンチャーキャピタルである「Sony Innovation Fund」シリーズの第3号ファンドであり、グローバルに事業を展開するソニーのプラットフォームを活用した国内外の有力なスタートアップ企業の発掘、リスクマネー供給や連携を通じたオープンイノベーションの推進により、新産業の創造を企図するものです。当ファンドは、ソニーに加え、民間金融機関や事業会社を中心に組成されております。

 DBJは、本件が、当ファンドによる投資を契機として投資先企業がソニーのリソースを活用した経営革新を実現することにより、国内企業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用し投資を実施します。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。



【お問い合わせ先】
企業金融第2部 電話番号 03-3244-1660

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