株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、DNX Ventures(本社:米国サン・マテオ、日本代表:倉林陽、以下「DNX」という。)が組成するDNX Partners Japan Ⅳ, LP(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。
DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、日米市場を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルファンドであり、これまでに4つのメインファンドに加えアネックス・シードと合計8つのファンド、累計約850億円を運用し、日米を中心に160社以上のスタートアップ企業へ投資を実行、18社をエグジットに導いております。
当ファンドは、DNXが運営する第4号の日本ファンドであり、日本国内の革新的な技術を有する成長力の高いベンチャー企業へ投資し、日本の産業変革に挑戦する日本のスタートアップの事業成長を支援しております。当ファンドは、国内外機関投資家及び金融機関を中心に組成されております。
DBJは、当ファンドによる投資を契機として投資先スタートアップ企業がDNXのバリューアップノウハウを活用した経営革新を実現することにより、国内企業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用し投資を実施します。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。
【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140