日本農薬(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく 融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、日本農薬株式会社(本 社:東京都中央区、代表取締役社長:岩田浩幸、以下「日本農薬」という。)に対 し、「DBJ 健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ 健康格付」という。) に基づく融資を実施しました。

 「DBJ 健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の 取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導 入した世界で初めての融資メニューです。

 日本農薬は、1928 年の創立以来、安全で安定的な食の確保と豊かな生活を守る ことを使命とし、農薬の研究開発・普及を中核事業に位置づけて技術革新に努めて きました。コーポレートステートメント「Global Innovator for Crop & Life(食 とくらしのグローバルイノベーター)」を掲げる中、中期経営計画「Ensuring Growing Global 2」の柱のひとつである「持続的な企業価値の向上」に向け、CSR 経営の強化を目指しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 疾病の早期発見に向けた検診や禁煙外来への費用補助を実施しているほか、年 2 回のウォーキングイベントや食生活・運動・休養・禁煙等に関わる日々の行動目標を達成するとポイントが付与されるプログラムを提供する等、健康保険組合と連携しながら生活習慣病の予防に資する取り組みを展開している点
(2) DX 推進プロジェクト主導のもと、DXを活用した各職場の業務改革推進しているほか、在宅勤務制度をはじめとする時間や場所に柔軟な制度の導入による働き方改革推進していることに加え、ダイバーシティ研修実施する等、多様な人材が働きやすい環境・風土づくりや意識改革にも努めている点
(3) グループビジョン「Growing Global」実現に向け、会社が求める人財像を具体化するとともに、企業理念への共感の体現が評価される「バリュー考課」の新設及び、社長週報の全従業員への配信、従業員社長直接コミュニケーションできる社長懇談会の実施により、経営方針の浸透や相互理解を深めながら、働きがいの向上に注力している点

 その結果、日本農薬は、「従業員への健康配慮への取り組みが優れている」という 格付を取得しました。

 DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛ま ぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現 します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまい ります。



【お問い合わせ先】
企業金融第1部 電話番号 03-3244-1680

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