Monozukuri2号投資事業有限責任組合への出資決定について-「特定投資業務」を活用した(株)Monozukuri Venturesが運営するVCへの出資 -

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都府京都市、代表取締役:牧野成将、以下「当社」という。)が組成するMonozukuri2号投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 当社は、2015年8月に京都で設立された国内唯一の製造業向け投資特化型ベンチャーキャピタルです。これまでに、日本及び米国を中心とする製造業スタートアップへの投資、試作量産化支援、事業開発等により、製造業分野のベンチャー企業支援に努めてきました。

当ファンドは、当社が2017年に組成し、DBJも出資しているMBC Shisaku1号投資事業有限責任組合(以下「1号ファンド」という。)の後継ファンドとして設立した2号ファンドです。国内及び米国の材料・部品分野を中心とした製造業スタートアップ企業を投資対象とし、参画投資家をはじめとする国内大手製造業との事業連携、協業仲介を行うことで、投資先、大企業双方の競争力強化を支援しております。

 DBJは、本件に関し、当ファンドによる投資を契機として、投資先企業が当社のリソース・ネットワークを活用した経営革新を実現することにより、国内製造業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用することといたしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。


(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。



【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 06-4706-6455

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