(株)アレフに対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-飲食業界初の3度目の最高ランクを取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社アレフ(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:庄司大、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」を中心に飲食店事業を運営する事業者であり、アレフSDGs基本方針に則り、事業を通じた非財務の取り組みを推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) EMS推進委員会より改編したSDGs推進委員会を中心に、SDGs行動指針に基づく中長期計画を策定しながら着実なマネジメントを展開しているほか、「SDGsかわら版」を通じて店舗従業員も含めて継続的な意識啓発を行うなど、食の安全・環境側面に加え広範な社会課題解決を実現するマネジメント基盤を確立している点
(2) 部門横断的なプロジェクトチームのもと、最新の研究成果や生産者との継続的な対話により独自の品質管理基準を設定しているほか、現地往訪を通じて生産 者とともに生産環境の更なる向上に向けた検討を重ねるなど、生産現場と一体となって持続可能な仕入れを追求している点
(3) 当社が取り扱う省農薬米の環境優位性を訴求すべく、自然資本プロトコルに即した定量的な環境効果の把握や「田んぼの生き物調査」の対象農家の拡大を進めていることに加え、エコロジーテーマガーデン「えこりん村」を通じて地域社会に自然体験機会を提供するなど、企業使命「自然を大切にする事業の展開」を体現する取り組みを実践している点

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という格付を取得しました。当社は、2006年に初めて同格付の最高ランクを取得し、2016年に2回目、今回で3回連続の最高ランク取得となりました。これは、飲食業界では初、北海道に本社を有する企業においても初めてとなります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
北海道支店 電話番号 011-241-4113

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