株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、穴吹興産株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役社長:穴吹忠嗣)及びあなぶきキャピタルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田辺俊文)を中心として、穴吹グループ(以下「当グループ」)の主導により設立された合同会社AK1に対して匿名組合出資および劣後ローンを実行しました。
当グループは、西日本においてマンション事業を中心に、公的施設、高齢者向け住宅、学校法人運営等を展開する企業グループです。当グループは、「お客様の生涯価値を豊かにする「地域エコシステムの駆動者」たる次世代企業グループとなる」を中期ビジョンとして、財務健全性の維持と持続的な開発投資を両立可能な循環型投資モデルを構築するため、グループとして初めてアセットマネジメント事業に進出し、不動産流動化を目的とした合同会社を設立致しました。
DBJは、このような当グループの経営の革新に向けた取り組みが、四国を中心とした西日本エリアにおいてマンション開発等、住民生活に欠かせない機能を担う当社の競争力強化に繋がることに加え、当グループが手掛ける地域密着型のまちづくりを通じて地域の自立的発展および活性化に資するものであると評価し、「特定投資業務」(注)を活用したサポートを行うこととしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注)民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
【お問い合わせ先】
四国支店業務課 電話番号 087-861-6673