株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)が出資を行い、アドバンテッジパートナーズグループ(以下「APグループ」という。)のアドバンテッジアドバイザーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:笹沼泰助)がサービスを提供するファンド「アドバンテッジアドバイザーズ成長支援投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、AAGS S5, L. P.(以下「割当先ファンド」という。)がサンフロンティア不動産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤清一、以下「当社」という。)の転換社債型新株予約権付社債を引き受けることに伴い、割当先ファンドに出資することを通じて、当社に投資を実行することを決定いたしました。
当ファンドは、上場企業が発行する転換社債や優先株式を投資対象とし、投資後は投資先企業の成長支援を図ることを目的としております。DBJは2019年12月に支援決定し、当ファンドからの投資案件について、「特定投資業務(注)」の要件に合致するものについて同業務を活用することとしています。
当社グループは、東京都心部の中小型オフィスビルを対象として付加価値創出に取り組むリプランニング事業を中心に、不動産ソリューションの提供やホテル開発・運営等に取り組む事業者です。当社は、不動産等を通じた社会全体の幸福と繁栄に貢献する事業を展開し、「お客様から愛され、選んでいただける不動産会社」を目指す中で、中核事業であるリプランニング事業の深化と成長分野であるホテル事業や海外事業のさらなる拡大等を成長戦略として掲げています。
本件は、成長資金の供給を通じた資金面での支援に加え、APグループによる当社の永続的成長の実現に向けた最適な組織体制づくり、リプランニング対象領域の拡大支援、ホテル・観光事業の成長加速支援、DXソリューションを活用した新たな付加価値創出・オペレーション効率化等の経営の革新を伴う成長支援等を提供することで、当社の競争力強化を図るものであり、当行は「特定投資業務」を活用して支援を行うこととしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140