中道リース(株)に対し、シンジケーション方式サステナビリティ・リンク・ローンを組成

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)及び本ローン概要に貸付人として記載の金融機関は、中道リース株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:関崇博、以下「中道リース」という。)に対し、サステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」という。)に基づくシンジケート・ローンを組成しました。

 SLLは、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」(以下「SLLP」という。)及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」(以下、「環境省ガイドライン」という。)に基づき、借入人のサステナビリティ経営高度化に資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」という。)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」という。)を設定し、SPTの達成状況と融資条件を連動させるインセンティブを付けることで、借入人及び社会の持続可能な成長を企図する融資メニューです。

 中道リースは、「中道リースVision2030 地域・社会に元気と価値ある変化を届けます~あなたと目指すサステナビリティ~」からバックキャストした重要課題(マテリアリティ)として、「脱炭素・省エネの推進」・「持続可能な地域への貢献」等を掲げており、様々な取り組みを実施しております。
 本件では、当該マテリアリティに対応する非財務KPIとして、「芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラムの適用契約社数」を選定し、SPTを設定しました。

■芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム
 芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラムとは、「2050年までに温室効果ガス又は二酸化炭素の排出実質ゼロ」を目指すゼロカーボンシティ施策を後押しする目的で芙蓉リースグループが設立した寄付金付き優遇ファイナンスプログラム。

KPI  芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラムの適用契約社数
SPT  2023年度30社、次年度以降は前年度目標の10社増とすること

 なお、本件に関するSLLP、環境省ガイドラインへの適合性については、株式会社格付投資情報センター(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山﨑宏)の第三者意見を取得しております。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、サステナビリティ経営の実現に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

〈本ローン概要〉

借入人 中道リース(注1)
アレンジャー      DBJ
サステナビリティ・コーディネーター    DBJ
貸付人 DBJ、池田泉州銀行、岩手銀行、SBI新生銀行、大垣共立銀行、神奈川県信用農業協同組合連合会、きらやか銀行、京葉銀行、埼玉県信用農業協同組合連合会、十八親和銀行、荘内銀行、東京都信用農業協同組合連合会、南都銀行、東日本銀行、百十四銀行、福岡銀行、北洋銀行、山形銀行 (五十音順)
第三者評価機関 株式会社格付投資情報センター

(注1)2023年9月27日付中道リース ニュースリリース



【お問い合わせ先】
北海道支店 電話番号 011-241-4111

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