ヤンマーホールディングス(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-DBJ環境格付開始当初から19年連続で最高ランクを取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ヤンマーホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山岡健人、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、創業から100年以上にわたり培ってきた高度な環境技術力を背景に、ディーゼルエンジンを核に産業用機械を提供するリーディングカンパニーです。資源循環型社会の実現に向けて、「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」との理念を掲げ、次の100年を見据えた技術開発を推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 環境長期ビジョン「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」の策定を踏まえ、事業活動の脱炭素化に向けた数値目標の見直しを第五次グループ環境中期計画の中で実施し、また、数値目標の達成に向け、新たに作成した「省エネガイドライン」を通じて社内への周知を徹底している点。
(2) グリーンハウスガス(GHG)・環境負荷フリーの企業活動の実現に向けて、一部カテゴリに一次データ(実測値)を使った算出方法を用い、サプライチェーン全体におけるGHG排出量の集計を開始するなど、実態把握に努めながら、排出量削減に向けたマネジメント基盤の整備に取り組んでいる点。
(3) 2023年1月に調達基本方針を策定し、その下に、既存の「グリーン調達ガイドライン」と新たに制定した「サプライチェーン行動規範」を加えることにより、サプライヤーに対して環境だけでなく人権なども含めた幅広いサステナビリティの取り組みを求めている点。

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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