三菱オートリース(株)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施-6回目の格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中野智、以下「当社」という。)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災及び事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、三菱グループを代表するオートリース会社として、自動車に係るリース、メンテナンス等の総合ソリューションサービスを提供しており、昨今ではEVを始めとする電動車の導入によるお客さまの脱炭素・カーボンニュートラルへの取り組みをサポートするEVソリューションを展開しております。また、危機発生時においても業務を継続すべく、防災及び事業継続の取り組みを進めています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 全拠点において新耐震基準の建物に入居し、自然災害・津波・液状化等に関するリスクアセスメントに基づき対策を講じているほか、働き方の変化を踏まえて誰もが初動対応を的確に行うために「アクションカード」を策定し訓練による実効性を確認するなど、ハードとソフトの両面にて生命安全確保対策を進めている点
(2) 網羅的な判断要因にて重要業務である緊急8 業務及び目標復旧時間を設定し、その達成に向けて重要業務ごとに復旧手順を明文化の上、有事の代替拠点において非対面の事業継続訓練を定期的に実施することにより、事業継続戦略の実効性を確認している点
(3) 事業継続上必要不可欠な経営資源である情報資産について、バックアップデータを使用した頻繁なリストアテストの実施やEDR の導入等により、継続的に事業継続対策を講じている点

 その結果、当社は「防災及び事業継続への取り組みが優れている」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1990

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