出光興産(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「人間尊重」を経営の原点とし、創業以来わが国のエネルギー安定供給に貢献してきました。2050年カーボンニュートラルの実現を目指す中、「エネルギーの安定供給と気候変動問題の解決を両立させるための道筋=現実解」を探求し続けるためにも、人財育成とそのベースとなる健康経営を積極的に推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 経営の原点である「人間尊重」の企業風土を基盤に、各部署に配置した人事担当役職者等と連携し、生活習慣病予防のための望ましい習慣である「出光ヘルスアクション」の実践状況等を確認しながら、独自の健康管理区分にかかる中長期的な全社目標を見据えて、従業員の自律的な健康づくりを推進する多様な施策の実践に精励している点
(2) 長期ビジョンの実現に向けて、「従業員の成長・やりがいの最大化」をマテリアリティに掲げ、毎年実施する「やりがい調査アンケート」を用いて全社課題を抽出し、独自の管理指標である「出光エンゲージメントインデックス」と確立したPDCAサイクルを活用しながら、エンゲージメント向上に向けた取り組みを推進している点
(3) セルフキャリアドックや社内公募制度等の積極的な活用に向けた意識啓発機会を創出し自律的なライフキャリア形成を支援するとともに、事業変革の基盤となるイノベーション創出の風土づくりを企図したDE&Iの取り組みを深化させることで、個々人の能力を最大化し新たな価値創造に繋げる施策を展開している点

 その結果、当社は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
企業金融第5部 電話番号 03-6311-1620

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