「日本投資ファンド第2号投資事業有限責任組合」の設立について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社日本M&Aセンターホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅卓、以下「日本M&AセンターHD」という。)と共同設立した株式会社日本投資ファンド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻昌彦、以下「日本投資ファンド」という。)が、202411日付で「日本投資ファンド第2号投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)を設立いたしましたので、お知らせいたします。

 日本投資ファンドは、日本経済を支えてきた中堅中小企業の成長基盤の社会インフラとしての役割を目指すファンド運営会社として20182月に1号ファンドを設立、運営して参りました。同ファンドでの新規組入れが完了する見込みとなり、今般2号ファンドとなる当ファンドを設立いたしました。当ファンドは、主に日本MAセンターHDDBJの出資により運営を開始し、当年6月までに1号ファンド同様総額約100億円とすることを予定しております。

 引き続き日本投資ファンドは、M&A支援実績で最大手の日本M&Aセンターグループと、豊富なファンド事業経験、資金力、地域活性化支援力を持つDBJのネットワークを最大限に活かし、出資者である地方銀行各行との連携をさらに深め、投資を通じて日本の中堅中小企業の成長発展の支援を進めてまいります。

 当ファンドに対する出資は、地域経済の活性化や企業の競争力強化に資する成長資金を集中的に供給するものとして、「特定投資業務」(注1)の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド」(注2)を活用します。

 【当ファンド概要】
■名称:日本投資ファンド第2号投資事業有限責任組合
■無限責任組合員:日本投資ファンド
■有限責任組合員:日本M&AセンターHDDBJ、他
■設立日: 202411
■契約期間:10

(注1)「特定投資業務」とは、民間による成長資金の共有の促進を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用し、企業の競争力強化や地域活性化の観点から、成長資金の供給を時限的・集中的に実施することを企図して設けられたものです。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを支援するため設置した資金枠です。



【お問い合わせ先】
企業投資第3部 電話番号 03-3244-1351

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