第一工業製薬(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-7年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、第一工業製薬株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:山路直貴、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、創業以来100年以上にわたり培ってきた高い研究開発力・技術力を背景に、界面活性剤をはじめとする数多くの化学製品を提供する工業用薬剤メーカーです。「第一工業製薬は、従業員を会社の財産と考え、従業員の健康の維持向上に努めます。」との健康宣言のもと、全社をあげて健康経営に取り組んでいます。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 健康経営で目指すありたい姿と創出する価値を明示したうえで、「DKS体操」などの独自の取り組みを工夫しながら推進するほか、足下では機動的な健康管理運用のためシステムを導入し従業員・事業者双方にとって健康データを把握しやすくするなど、高度な健康経営を持続している点
(2) SNS機能を備えたWeb社内報の活用や社長座談会の実施などにより経営層と従業員の双方向のコミュニケーションの活性化を図っていることに加え、意識調査で特定したエンゲージメント課題の原因把握にも努めるなど、組織の持続的な成長に向けてエンゲージメント向上に注力して取り組んでいる点
(3) 2030年にありたい姿の実現に向けて重点事業分野などの事業戦略を明確にし、その実現に必要となる人的資本に係る将来像や要素について議論を重ね整理するなど、具体的な人的資本マネジメントに着手している点

 その結果、当社は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
関西支店 電話番号 06-4706-6455

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