芙蓉総合リース(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-12回連続で最高ランクの格付けを取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:織田寛明、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「事業の領域拡大と更なる進化による新たな価値創造に果敢に挑戦し、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献する」というミッションを掲げ、その実践に向けて本業と一体的な環境経営を推進するとともに、具体的な取り組みや成果について積極的かつ継続的に情報開示を実施しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 循環型社会実現への貢献を重要課題の1つとして掲げ、今般新たに開始したサーキュラーエコノミーリースを通じて対象物件を確実にリユース・リサイクルすることで、顧客とともに製品寿命の長期化・資源再生といったライフサイクル運営に取り組む仕組みを構築していることに加え、環境配慮商品・サービスに関する社内教育およびインセンティブの内容に最新の注力分野を反映することで、事業を通じて創出する環境価値について積極的な普及促進を図っている点
(2) 経営層をトップとするCSV推進委員会を中心とした着実なマネジメント体制の推進に加え、CSV経営の理解・共感・実践に向けた研修を国内外グループ会社にも展開しグループ横断的にCSV経営の浸透を図るほか、サプライチェーン上の人権リスクの把握に向け人権デューデリジェンスを開始するなど、自社のみならずグループ会社や取引先にも取り組みを拡大し更なるマネジメント強化に向け取り組んでいる点
(3) 各事業を取り巻く外部環境変化や自社の強みを把握・整理したうえで、2030年における全社のありたい姿からバックキャストしてマテリアリティを特定し、脱炭素・サーキュラーエコノミーといった環境課題解決のみならずBPO事業を通じた独自の価値提供等、多面的な環境・社会価値の創出に向け着実にCSV経営を推進している点

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。これは、12回連続の最高ランク取得になります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1489

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