三井住友ファイナンス&リース(株)に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンの実行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、三井住友ファイナンス&リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:橘正喜、以下「SMFL」という。)に対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローン(以下「本ローン」という。)を実行しました。

 本ローンは、「サステナビリティ・リンク・ローン原則」(以下「SLLP」という。)及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」(以下「環境省ガイドライン」という。)に基づき、貸付人であるDBJが対話を通じて借入人のサステナビリティ経営高度化に資する適切なキー・パフォーマンス・インディケーター(以下「KPI」という。)とサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下「SPT」という。)の設定を支援するとともに、貸付期間中の定期的な対話によりSPTの達成に向けた伴走を行う融資メニューです。

 SMFLは、「環境」をマテリアリティ(重点課題)の一つに掲げ、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とする経済システムからの脱却に貢献すべく、サーキュラーエコノミービジネスの推進に取り組んでいます。

 本ローンでは、DBJの伴走の下でSMFLが策定したリース終了物件の有効利用に関する総合的な指標である「資源有効化率」について、以下のKPI・SPTを設定しました。なお、「資源有効化率」は、リース契約の再リース化率、リース終了物件の売却比率、およびリサイクル比率の合計で構成し、リース物件を可能な限りリユース・リサイクルすることで資源循環を実現することを企図しています。

KPI  資源有効化率
SPT 毎年度の資源有効化率を92.8%以上とすること

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、サステナビリティ経営の実現に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

※本ローンのSLLP及び環境省ガイドラインの準拠性について、詳細はSMFLホームページの自己評価結果をご参照ください。



【お問い合わせ先】
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1910

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