ソフトバンク(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施-最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川潤一、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、会社の成長の原動力となる社員の健康の維持・向上を重要な経営課題の一つと位置付け、健康経営に取り組むことを2018年に宣言し、全社を挙げて健康経営を推進することで、社員一人一人が心身共に健康で常に活力あふれた集団であることを目指しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 企業成長の基盤のひとつとして健康経営を位置づけ、CHRO(最高人事責任者)直下に設置した Well-being推進室主導のもと、各種データの詳細なクロス分析を実施し、プレゼンティーイズム低減に影響する自社の健康課題の一つを睡眠課題と特定したうえで、有識者を招聘した睡眠セミナー、快眠レシピの紹介、その他にも経営層を巻き込んだウォーキングイベントなど、各施策と健康課題を紐付けながら、従業員の心身の健康づくりに向けた計画的な取り組みを推進している点
(2) 「Smart & Fun!」を働き方に関するスローガンに、AIなどの最新テクノロジーを活用した業務改善や、在宅勤務制度やサテライトオフィスの整備などによるベストミックスな働き方で個人と組織の生産性の最大化を図る他、誰もが能力を発揮できる環境を作る DE&I 施策など、多様な人材が働きやすい組織風土の醸成に先進的に取り組むとともに、年次・月次にて実施するエンゲージメント調査や、全社朝礼による経営層とのコミュニケーション機会創出、キャリア研修及び社内公募制度等の自律的なキャリア構築支援を行うなど、更なるワークエンゲージメント向上に精励している点
(3) 長期ビジョンにて掲げる「デジタル化社会の発展に不可欠な次世代社会インフラの提供」に向けて、必要な人材像や要件・スキル、及び As Is To Be ギャップを踏まえた将来の人材ポートフォリオイメージを設定したうえで、新規領域を担う人材の拡大に向けて AI 人材育成プログラムや社内起業制度等の施策を展開するなど、事業戦略と連動した人材戦略の策定による人的資本マネジメントの実践を図っている点

 その結果、当社は「従業員の健康配慮への取り組みが特に優れている」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。



【お問い合わせ先】
企業金融第2部 電話番号 03-3244-1660

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