(株)横浜銀行との(株)ミツバに対する出資について-「特定投資業務」を活用し、自動車サプライチェーンの強化及び自動車の電動化対応に伴うカーボンニュートラルの促進を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社横浜銀行(本社:神奈川県横浜市、代表取締役頭取:片岡達也、以下「横浜銀行」という。)と協調して、株式会社ミツバ(本社:群馬県桐生市、代表取締役社長:北田勝義、以下「当社」という。)が新たに発行する優先株式を引き受けることを決定いたしました。

 当社は、四輪車・二輪車向け小型モーターを主力製品とする自動車部品サプライヤーです。当社は、「中期経営計画(2023-2027)」において、「モビリティ社会の期待に応え持続的成長企業へ」を基本方針として、モビリティ進化への対応、経営基盤の強化及び財務体質の健全化を重点施策として掲げています。

 DBJ及び横浜銀行は本件を通じて、当社による二輪事業拡大及び四輪車電動化対応等の成長領域への投資と財務基盤の強化を支援していきます。なお、DBJは、本件取り組みが、当社の競争力強化、ひいては自動車サプライチェーンの強化及び自動車産業におけるカーボンニュートラルの促進に資するものであるとして、「特定投資業務(注1)」の一類型である「グリーン投資促進ファンド(注2)」を活用して支援することといたしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)2050年カーボンニュートラルを目指す政府の方針等も踏まえ、グリーン社会の実現に資する事業等への取り組みを幅広く支援することを目的として設置した重点分野です。



【お問い合わせ先】
企業金融第2部 電話番号 03-3244-1660

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