株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社読売新聞グループ本社(代表取締役社長:山口寿一、以下「読売新聞グループ本社」という。)と『Action!伝統文化』(注)に関する連携協定を締結いたしました。
これまでDBJでは、日本各地において歴史的・文化的に形成されてきた伝統ものづくり産業に対し、国内消費低迷からの回復を目指した提言を行うべく、産業構造の改革や事業者の新たな取り組みに焦点を当て、調査や情報発信に取り組んでまいりました。
本協定は、読売新聞グループ本社とDBJが相互に連携して日本の伝統文化の振興、発展を目指すものです。漆芸や陶芸など伝統工芸、さらには、地域や生活に根差した伝統的工芸品、伝統芸能なども含め、日本が誇る伝統文化の振興と支援を目指します。また、伝統文化の取り組みを後押しし、その魅力を広め、後世に伝えていくだけでなく、後継者の確保や原材料、道具類の不足といった課題にも光を当て、伝統文化の活性化を進めてまいります。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、日本が誇る伝統文化を次世代に継承していくことを目指し、伝統文化についての発信と振興の推進をしてまいります。
(注)『Action!伝統文化』
長年にわたり守り伝えられている日本の伝統文化。伝統工芸(漆器、陶磁器、染物など)と伝統芸能(能・狂言、歌舞伎、文楽など)の品質と芸術性の高さは、"日本の誇り"として守っていくべきもので、国際的にも高く評価されています。一方で、原材料の確保難や後継者不足が大きな課題となっており、伝統文化の衰退に直結しています。
読売新聞社は、これらの文化継承が直面する深刻な現状を静観せず、警鐘を鳴らし、伝統文化の振興につながる『行動を起こす』必要があると考え、各企業や自治体が展開する活動と協力し、その魅力を発信、幅広い伝統文化の振興策に取り組んでまいります。
https://dentou.yomiuri.co.jp/
【お問い合わせ先】
地域調査部 電話番号 03-3244-1633