OGCI Climate Investmentsの新設ファンドへ出資し、レイター段階の脱炭素関連技術イノベーションを支援
-金融機関として初の出資-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、OGCI Climate Investments, LLP(本社:英国、以下「CI」という。)が運営するファンド(以下「当ファンド」という。)に対し、出資契約を締結しました。

 CIは、2016年に石油及びガス業界の温室効果ガス排出削減を主導するOil and Gas Climate Initiativeによって設立され、脱炭素関連技術への投資や温室効果ガス排出削減の測定基準の策定などを行なっています。

 当ファンドは、エネルギー、重工業、輸送、建築、農業などの温室効果ガス多排出産業の脱炭素関連技術に成長資金を提供することを目的としており、実証済みの技術を有するレイター段階のスタートアップを投資対象としています。DBJは金融機関として初めて当ファンドに投資します。

 DBJは、カーボンニュートラルの実現に向けて政府審議会の委員就任等を通じた政策面での貢献や関連分野における投融資を実施してまいりました。当ファンドへの出資を通して、温室効果ガス多排出産業の脱炭素化に向けた投資動向を把握するとともに、DBJのリスクマネー供給も活用し、イノベーションを促進することで、カーボンニュートラルの実現に貢献することを目指します。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、わが国カーボンニュートラルの実現に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。




【お問い合わせ先】
企業金融第5部 電話番号 03-3244-1620

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