株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:長谷川隆代、以下「SWCC」という。)と共同で株式会社TOTOKU(本社:東京都港区、代表取締役社長:牧謙、以下「TOTOKU」という。)の株式取得に係る契約を締結しました。
SWCCは、「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」のパーパスのもと、電力インフラをはじめ、モビリティや高速通信インフラといった幅広い分野において、電線・ケーブルをはじめとする製品の製造・販売を行っております。
TOTOKUは、半導体検査装置分野、モビリティ分野、さらにはAIサーバ分野を成長分野とし、「細く、軽く、小さく」を実現する独自の技術とノウハウに基づく高い競争優位性を有する製品群を抱えており、今後も高い成長が見込まれます。
本件は、今後も市場成長が見込まれるモビリティ、半導体関連及び通信インフラの分野において、SWCCとTOTOKUの双方が両社の技術力を融合し、新技術・新製品の提供を行うことで、両社の事業成長のみならず、社会課題の解決への貢献を企図するものです。
DBJは、本件がSWCC及びTOTOKUの競争力強化のみならず、両社主力工場等の位置する地域における地域経済の活性化に資するものと評価し、「特定投資業務(注1)」を活用しサポートを行うこととしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
【お問い合わせ先】
企業金融第1部 電話番号 03-3244-1680