株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、芙蓉総合リース株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：織田寛明、以下「当社」という。）と共同で、株式会社ワコーパレット （大阪府大阪市、代表取締役：川久保篤、以下「ワコーパレット」という。）の株式の100%を取得することを決定致しました。
当社は、大手総合リース会社であり、国内外において幅広い領域で事業を展開しています。2022年度よりスタートした中期経営計画「Fuyo Shared Value2026」において、「モビリティ物流」を成長ドライバーのひとつに位置付け、経営資源の集中投下によりビジネス領域の拡大と新たな価値創造に取り組んでいます。
ワコーパレットは、「支える、創る、物流の未来。」をスローガンとし、物流機器の専門企業としてお客様のあらゆるニーズに応えることが出来る独創的な商品の開発と利便性の高いレンタル商品を展開することで、「物流」という社会インフラの根底を支えるサービスを提供しております。
今般のM&Aは、当社が進める中期経営計画上の戦略と合致しており、当社の物流領域における事業拡大を推進するものであります。また、当社及びワコーパレットの経営資源の結集による相乗効果の創出が、両社の競争力強化、ひいては物流業界における人材不足・長時間労働等の課題解決につながると期待されることから、DBJは「特定投資業務（注）」を活用したリスクマネーの供給を行うこととしました。
DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。
（注）民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
【お問い合わせ先】
企業金融第３部 電話番号 ０3－３２４４－１９９０