「【北海道地方版】DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2024年度版」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「【北海道地方版】DBJ・JTBFアジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2024年度版」と題した調査レポートを発行しました。

 DBJでは、多様化するインバウンド市場において、自治体や事業者がインバウンド施策を実施する際の基礎資料となるデータを広く発信することを目的として、2012年より継続的に、アジア・欧米豪12地域(欧米豪は2016年より調査対象に追加)の海外旅行経験者を対象にインターネットによるアンケート調査を実施し、2015年からは公益財団法人日本交通公社(以下「JTBF」という。)と共同で調査を行い、以降、毎年、調査及び調査結果のリリースを行っています。
 今回の調査は、世界的なインバウンド観光再開後の外国人旅行者の意向変化等を把握するため、2024年7月8日~7月18日に実施したものです。

 当レポートは、この調査の中で北海道訪問経験者や北海道訪問希望者についての回答結果をまとめたものです。調査結果の主なポイントは以下のとおりです。

(1) 訪日リピーターにおいては地方への訪問意向や訪問率が高く、特に「北海道」の認知度や再訪意向は、アジア圏を中心に国内他地域よりも高くなっている。
(2) 北海道訪問希望者の内訳としては、全国に比べて東南アジアの割合が高く、ミレニアル世代のファミリー層の割合が増加している。
(3) 北海道訪問希望者が直近の訪日旅行で体験したこととしては、「自然や風景の見物」の選択率が高く、中でも東南アジアでは季節感のある体験の選択率が高くなっているが、北海道訪問経験者でみると、体験意向に対して実施率が低く、季節イベントに係る情報提供が不十分な可能性が考えられる。
(4) ミレニアル世代においては、アドベンチャーツーリズムやサステナビリティへの関心も高く、北海道の豊かな自然を生かした体験価値を提供することが重要と考えられる。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「 調査研究レポート 」に掲載していますので、ご参照ください。

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【お問い合わせ先】
北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117

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