東京メトロプライベートリート投資法人への出資について

　株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、東京地下鉄株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役社長：山村明義）及び東京メトロアセットマネジメント株式会社（本社：東京都台東区、代表取締役社長：石澤洋人）を中心として、東京メトログループ（以下「当グループ」という。）の主導により設立された東京メトロプライベートリート投資法人に対して出資を実行いたしました。

　当グループは、首都圏における鉄道事業を基軸として、不動産業・流通業等さまざまな事業において社会インフラを担う企業グループです。当グループは、中期経営計画「東京メトロプラン2024」において、開発利益の早期実現や、不動産取得・開発といった成長分野への再投資による不動産事業拡大を掲げており、保有不動産を流動化させ売却・取得・開発を循環させる事業モデルを構築するため、グループとして初めて、アセットマネジメント事業に進出し、本件私募リートを組成いたしました。本件資金については、当グループにおける首都圏の不動産事業に活用され、魅力的な沿線まちづくりの実現に貢献する取り組みです。

　DBJは、このような当グループの経営の革新に向けた取組が、当グループの競争力強化に繋がることに加え、当グループが手掛けるまちづくりを通じた沿線地域の魅力向上や、首都圏社会インフラの安定・強化に資するものとして、「特定投資業務（注）」を活用したサポートを行うこととしました。

　DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取組を積極的にサポートしてまいります。

　（注）民間による成長資金の供給の促進ならびに地域経済の活性化および我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資（産投出資）を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。



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