株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「斜里町へのインバウンドに関する人流分析」と題した調査レポートを発行しました。
北海道において、特に道東部は従前から自然資源や食といった強みを活かした観光が盛んであり、2023年には北海道でAdventure Travel World Summitが開催されましたが、訪日外国人観光客(以下、「インバウンド」という)向けアドベンチャーツーリズムの推進を行う際も道東部の位置づけは重要であり、より効果的なコンテンツ提供を行うためには、適切に現状把握した上で強みを活かしたターゲティングが重要と考えられます。
そこで、本レポートでは道東部におけるインバウンドの周遊観光の実態を明らかにすべく、世界遺産である知床を含む斜里町を拠点としてコロナ後(2023年6月~2024年5月)のインバウンドの出身国・地域、訪問先、滞在日数等を分析しました。分析結果として、季節やインバウンドの属性によってその周遊の形態が異なっていることがわかり、きめ細かいターゲティングや周遊ルート・受け入れ態勢の整備をすることで、より一層インバウンドの誘客ができる可能性が示唆されました。
当レポートの詳細は、DBJ ウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。
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