(株)グリーンズに対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」に基づく融資を実施
-宿泊事業者としては初の取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:村木雄哉、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員への健康配慮の取り組みが優れた企業を評価・選定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は1957年に創業し、ホテルオペレーターとして「チョイスブランド」と「オリジナルブランド」を全国的に展開しています。また、「お客様に最高のホスピタリティを提供するためには、従業員が健康でいきいきと働ける環境づくりが不可欠である」という考えのもと、健康経営を経営戦略の一環として推進しています。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。

(1) 2030年CSR宣言にて「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指すことを掲げ、人づくり委員会を中心とした全社横断的な体制のもと、健康アンケート等を通じて従業員の意見を募集しながら、健康に配慮した食事提供やレシピ公募に加え、Greens Guinness等の運動イベントを実施し、社員一人ひとりの健康増進に向けて、健康経営を着実に推進している点
(2) マテリアリティの一つに「多様な人材の活躍と平等な機会の提供」を特定し、D&I憲章に基づいた研修機会の提供や各種制度整備を進めるほか、全社的な業務DX化プロジェクトによる業務効率化の推進等を通じて、従業員が安心して長く働ける環境整備を進めている点
(3) 経営ビジョン「TRY! NEXT JOURNEY~新たな旅に踏み出そう~」の実現に向けて、目指す人材像として新たに「Greens Criteria」を策定するとともに、従業員満足度の向上が顧客満足度と企業収益の好循環に繋がるとのサービスプロフィットチェーンの考えに基づき、従業員エンゲージメント調査による課題の把握や、旅をしながら働くことができる「トラベラー制度」の導入等を通じて、エンゲージメント向上に向けた取り組みを実施している点

 その結果、当社は「従業員の健康配慮への取り組みが十分」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
東海支店 電話番号 052-589-6892

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