(株)日本投資ファンドによる(株)テクノスターとの資本提携について

 株式会社日本M&Aセンターホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三宅卓)及び株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)が共同で設立した株式会社日本投資ファンド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大槻昌彦)が運営する日本投資ファンド第2号投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」という。)は、株式会社テクノスター(本社:東京都港区、代表取締役:立石勝、以下「当社」という。)と資本提携をいたしました。

 当社は、コンピュータを活用したシミュレーション解析により、製品設計や性能評価を効率的に行うCAEソフトウェアの開発・販売と、CAEエンジニアリングサービスを提供しています。2002年の創業時より「世界のCAEのデ・ファクト・スタンダードになる」をスローガンに掲げ、アジアの叡智を結集し、各国から若手のトップクラスの優秀な人材を招聘してCAEの開発を進め、日本の大手自動車会社や造船会社を中心に厚い顧客基盤を有しております。近年では顧客の抱える課題に対して、密接なコミュニケーション、きめ細やかな技術サポートを通じて、顧客満足度の高いソリューションサービスの提供も実現しております。

 今般の資本提携は、当社の抱える事業承継の課題を解決するとともに、経営管理の高度化及び営業機能の強化等を図ることにより、当社の更なる成長を企図するものであり、DBJは「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用しサポートを行うこととしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金にかかる市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。


(注1)「特定投資業務」とは、民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを支援するため設置した重点投資分野です。



【お問い合わせ先】
企業投資第3部 電話番号 03-3244-1351

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