UTEC6号投資事業有限責任組合への出資契約を締結

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社東京大学エッジキャピタルパートナーズ(以下「UTEC」という。)が運営するUTEC6号投資事業有限責任組合(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 UTECは2004年の創立以来、これまで機関投資家を中心に累計約1,300億円を調達し、6本の旗艦ベンチャーキャピタルファンドを運用しております。特にサイエンスやテクノロジーを軸として、東京大学はじめ国内外の研究機関と連携し、シード・アーリー段階を中心にアカデミア発のディープテック企業を含めた、ライフサイエンス、IT、ハードテック等の領域で成長が見込まれる約150社のスタートアップに投資を行っております。

 DBJは、当ファンドによる投資を契機として投資先スタートアップ企業が営業支援やグローバル展開支援等UTECのバリューアップノウハウを活用した経営革新を実現することにより、国内企業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用し投資を実施します。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した重点投資分野です。




【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140

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