敦賀セメント(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-14年連続の環境格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、敦賀セメント株式会社(本社:福井県敦賀市、代表取締役社長:奥田明裕、以下「当社」という。)に対し、14年連続となる「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定するという世界で初めての融資メニューです。
 この「DBJ環境格付」融資では、業界動向等を踏まえ、評価基準を毎年見直しているため、連続取得には企業の継続的かつ先進的な取り組みが必要であり、14年連続の取得は、北陸地域においては当社が唯一です。

 当社は、1935年創業のセメントメーカーです。「地球にやさしく環境に調和した事業活動を実践し、循環型社会の実現に貢献していく」との経営基本方針の実現に向けて、ISO14001の取得をはじめ、原燃料の代替品として他産業の廃棄物・副産物の活用拡大等を通じ、社会全体の再資源化及び省資源化推進等の本業一体型の環境経営に積極的に取り組んでいます。

 今回の格付では、地域社会と共生しながら事業活動に伴う社会的責任を果たそうとする当社姿勢の現れとして、以下の点を高く評価しました。

(1) 事業活動を通じて循環型社会の実現に貢献するという経営基本方針のもと、環境への貢献と品質の両立によって企業価値を高めるために、その両面を併せた統合方針を策定するとともに、環境経営の社内推進体制を見直し、取締役をトップとする毎月の生産技術会議や社長をトップとする月次会議、毎年度のトップマネジメントレビューにおいて、環境面のリスク・機会分析による重要課題の抽出や進捗管理を行い、全社横断的な環境経営の社内推進体制を構築している点。
(2) 設備投資検討時には環境負荷の観点を投資判断に織り込み、設備導入後には廃プラスチック処理量や石炭使用量をモニタリングすることで環境効果を検証し、次の設備投資計画に反映させるというPDCAサイクルを構築しており、その仕組みをもとに廃プラスチック破砕機の効率化に資する設備投資を新たに決定するなど、環境負荷低減に資する設備投資を継続的に行う仕組みを機能させている点。
(3) 2030年度エネルギー転換率 40 %に向け、廃プラスチック処理量や廃リチウムイオン電池の受入拡大に取り組むとともに、新たに生産拠点の自治体より一般廃棄物の受け入れを計画するなど、当社事業における環境負荷低減に向けた取り組みに留まらず、地域全体の廃棄物・副産物の利用拡大に貢献している点。

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが先進的」という格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。



【お問い合わせ先】
北陸支店 業務課 電話番号 076-221-3204

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