No.143 アジア新興国のサービス需要拡大への戦略

 国内市場の低迷を受け、新興国の中間層需要に対する期待が高まっている。いわゆる「ボリュームゾーン戦略」であるが、従来日本企業が強みを発揮してきた高品質の分野から、どのように事業展開していくのがよいのだろうか。本稿では拡大基調にあるアジア新興国のサービス需要の獲得策として、現地に進出する「アウトバウンド策」と、外国人の訪日旅行などの「インバウンド策」の双方について考察する。

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