No.157 進む米国水道事業の経営効率化と日本への示唆

 米国の水道事業は、日本と同様に、施設の老朽化、自治体の財政難という課題を抱えています。こうした状況の下、米国では、金融機関を含めた民間企業の水道事業への参入、事業体の買収による事業規模の拡大(広域化)、ITを活用したアセットマネジメントによる経営効率化が進んでいます。本稿では、米国水道事業の最新状況を概観すると共に、わが国の水道事業のあるべき方向性を提案します。

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