No.184 岐路に立つ日本のエレクトロニクス産業 ~2012年度設備投資計画調査からみた課題と展望~

 日系電機メーカーの12年度業績見通しは、重電系や電子部品大手が比較的堅調に推移する一方、家電系はデジタル民生やモバイル関連がアジア勢の追い上げを受けて振るわず、次世代のヒット商品も出ないため厳しい状況が続いている。本稿では、当行が2012年8月に発表した設備投資計画調査や韓国サムスン電子のSWOT分析も踏まえつつ、日本のエレクトロニクス産業が競争力を強化していくための3つのソリューションを提言します。

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