No.235 電力自由化後の火力発電投資~メリットオーダー分析にみるリスクと課題~

2015年より電力システム改革が進められており、日本の電力市場は、これまでの地域独占・規制料金市場から競争市場へと移行します。完全競争市場が実現した場合、発電所の建設・運営にかかる費用は、電力市場の需給で決まる発電量・市場価格をもとに回収をしていくことになります。本稿では、火力発電投資が抱えるリスクと課題を、個々の発電所の競争力をもとに発電量と市場価格を求めるメリットオーダー分析により考察しました。

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