No.239 ワーク・ライフ・バランスの実現による労働力確保・生産性の向上に向けて

 日本の生産年齢人口は、その急速な減少により国力の低下や経済成長を押し下げる要因となることが懸念されており、労働力を確保しながら、効率的な働き方へと転換をはかっていくことが、喫緊の課題となっています。 本稿では、労働力確保・生産性向上の双方を実現する方策として、「ワーク・ライフ・バランス(WLB)」に着目。長時間労働を前提としたこれまでの働き方を見直し、働く時間や場所の柔軟性・多様性を促進することが、女性をはじめとした潜在的労働力の活用による労働力確保、生産性の向上をどのように可能とするのかについて、先行する欧州諸国や企業の取組事例を引きながら考察しています。

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