No.269 家計の住宅ローンの拡大が及ぼす消費への影響

 日本の消費は、2014年4月の消費税率引き上げ後、一時的に落ち込み、その後の回復の足取りも強いものではありません。中でも現役世帯の消費が弱く、このような世帯では住宅ローンの保有額が拡大しています。このところの消費の弱さの背景には、人口減少など様々な要因があるとみられますが、本稿では住宅ローンが家計に与える影響について考察しています。

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