1997年のタイバーツ切り下げに端を発したアジア通貨危機から、約20年が経過しました。この間、危機に見舞われた国々は、その経験をもとに、資金流出への耐性を高めてきたとされます。本稿では、こうした通貨危機後の取り組みがASEANにおける資本フローに与えた影響について分析するとともに、域内における危機管理体制の整備状況についても整理し、今後に向けた課題を検討します。
No.287 ASEANにおける資本フローと危機管理体制
2018年5月17日発行
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調査研究レポート
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