東日本大震災被災地域の持続的経済発展に向けて~地域企業が抱える経営・財務上の課題を解決するためのリスクマネー提供の必要性~

東日本大震災から7年半が経過し、特に甚大な被害を受けた被災3県(岩手県、宮城県及び福島県)においては、復興需要に支えられ県内総生産は震災前を大きく越える水準にて推移してきた。しかしながら、今後は復興需要の落ち込みも予想される中で、持続的な地域の経済発展を実現していく上では、各地域の経済成長を牽引していく有望産業を育成していくための戦略的な支援が必要不可欠である。