No.312  コロナ危機からの回復を巡る論点

新型コロナウイルスの感染は、5月以降、欧米に続いて日本でもひとまず落ち着きました。世界的に中南米、南アジアなど、新興国を中心に感染拡大が続いており、一旦感染が収束した国でも、第2波に見舞われるリスクは残っていますが、ロックダウン(都市封鎖)のような大規模な活動制限を緩める動きが広がっています。コロナ危機を巡る議論は、経済の落ち込みや対策から、回復のスピードとその制約要因へと転じてきており、本稿ではこうした論点について、消費や雇用、金融などの面から整理しました。

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