インドネシアは、かねてよりその人口・市場規模の大きさに加えて、高い成長ポテンシャルが期待を集めており、特に14年に非政治エリート出身のジョコ・ウィドド大統領が誕生して以降は、民主化の進展と経済成長の加速が期待されました。しかし、大統領1期目の対内直接投資は横ばいにとどまり、経済成長率についても過去の政権を下回るなど、勢いに陰りがみられます。本稿では、インドネシアの経済発展を振り返りつつ、高賃金や従業員の質、インフラ不足など、第二次ジョコ政権が直面する課題について、新型コロナの影響も踏まえて整理します。
No.316 インドネシア経済の成長加速を掲げるジョコ大統領2期目の課題
2020年8月19日発行
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