世界経済は、4~6月期を底に急回復しましたが、その後は、新型コロナの感染が欧州、次いで米国や日本で再拡大しています。活動規制の再開は、時間や地域、産業を絞る工夫はあるものの、景気回復のブレーキになります。今回の景気判断では、日米などで「持ち直し」を維持しつつ、欧州を「足踏み」に引き下げました。その他にも、設備投資回復の遅れ、株高の調整、中国の過剰投資などの懸念はありますが、ワクチン開発の進展は、先行き不透明感の軽減などを通じて、短期的にも景気に明るい材料となっています。
1月号 コンテンツ概要 | |
---|---|
|
|