直島を訪れる訪日外国人旅行者の実態調査~瀬戸内国際芸術祭のインバウンドデータを読み解く~

瀬戸内国際芸術祭(以下「瀬戸芸」という)は、瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台に、3年に一度開催される現代アートの祭典であり、現在コロナ禍としては初めての瀬戸芸2022が開催されています。会場となる12の島の中でも、最も来場者数が多く、瀬戸芸の中心的場所となっているのが、「現代アートの聖地」とも呼ばれる直島です。
今回、その直島を訪れる訪日外国人旅行者が「どこから来て、どこに向かうのか?」や「どこを周遊しているのか?」といった疑問を明らかにするべく、前回の瀬戸芸2019の会期中に直島を訪れた訪日外国人旅行者のビッグデータを取得しました。
本調査は、そのインバウンドビッグデータの分析結果をもとに、直島を訪れる訪日外国人旅行者の属性や動態に迫った上で、今後の四国地域におけるインバウンド施策に向けた提言を行っています。