九州における半導体産業とその未来

本調査では、熊本県(九州地方)への大規模半導体企業進出に対して、その進出が地域経済に対してどの程度の影響力を持つのか、地域としてどのように対応していくべきかを調査した。分析の手法としては産業連関表の本分析には、主に「産業連関表(400産業)」と「経済センサス-基礎調査(小分類)」を用いる。産業連関表をもとに対象企業の中間投入構造(全体)および中間投入構造(国内)を把握し、そこに、経済センサスから得られる地域の産業集積に関するデータを加えることによって、対象企業の中間投入構造(域内)を把握し、進出により増えるであろう中間投入、あるいは今後増えるであろう投資が地域にどの程度のインパクトを与えるのか分析したもの。