日本経済は、海外経済の減速による輸出への懸念は続くものの、消費や設備投資など内需を中心にコロナ禍からの回復が続いています。海外経済は、米国がコロナ後の急回復を経て、インフレや利上げにより基調として減速していますが、欧州はガス不足などが緩和し、緩やかに回復しています。中国は感染急拡大後の混乱が一服しましたが、サービス分野を中心とする持ち直しは緩やかとなっています。
産業面では、製造業においては化学が引き続き低迷していますが、鉄鋼や自動車で持ち直しの動きがみられます。非製造業については人出の増加や値上げにより、小売や外食、旅行・ホテルなどで回復が進んでいます。
トピックスとしては、「地域別にみるコロナ禍からの回復状況」を取り上げました。
7・8月号 コンテンツ概要 | |
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