DBJ Monthly Overview 2024年2月号

 日本経済は、設備投資などに足踏みがみられますが、サービス消費を中心に回復が続き、24年度も内需中心の成長が続くとみられます。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いていますが、欧州は輸出が弱いほか高インフレなどで内需も横ばいが続き、回復が足踏みしています。中国の10~12月期GDP成長率は前期から減速し、持ち直しが鈍い状況が続いています。
 産業面では、今月は非製造業を取り上げました。人出の増加や値上げにより、小売や外食などで回復が進んでおり、インバウンドはコロナ前の水準を回復しました。貨物輸送や不動産は横ばい、電力は節電影響により減少となりました。
 トピックスとしては、「インバウンド獲得競争の中で注目されるデジタルノマド」、「 2040年に向けたデジタルヘルスの活用~高齢化が進むシンガポールと中国の先進事例~」の2本を取り上げました。

2月号 コンテンツ概要
  • 今月のトピックス
  • 今月の景気判断
  • 日本経済
  • 米国経済
  • 欧州経済
  • 中国経済
  • 新興国経済
  • マーケット動向
  • 産業動向
  • 経済見通し

今月のトピックス(DBJ Research)

バックナンバー

2008年上期以前のDBJ Monthly Overview