日本経済は、2023年10~12月期(1次速報)に消費や設備投資が3期連続のマイナスとなるなど、内需を中心に回復に足踏みがみられます。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いていますが、欧州は23年の実質GDPが前年比でほぼ横ばいにとどまり、回復が足踏みしています。中国は旅行需要の持ち直しなどはみられますが、不動産市場の調整などで持ち直しが鈍い状況が続いています。
産業面では、今月は製造業を取り上げました。石油化学や工作機械は弱い動きが続きましたが、電機・半導体は回復の兆しがみられます。また、部品不足の解消により、自動車や鉄鋼は持ち直しの動きが継続しています。
トピックスとしては、「負債とキャッシュが積み上がる日本企業」を取り上げました。
3月号 コンテンツ概要 | |
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