DBJ Monthly Overview 2024年3月号

 日本経済は、2023年10~12月期(1次速報)に消費や設備投資が3期連続のマイナスとなるなど、内需を中心に回復に足踏みがみられます。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いていますが、欧州は23年の実質GDPが前年比でほぼ横ばいにとどまり、回復が足踏みしています。中国は旅行需要の持ち直しなどはみられますが、不動産市場の調整などで持ち直しが鈍い状況が続いています。
 産業面では、今月は製造業を取り上げました。石油化学や工作機械は弱い動きが続きましたが、電機・半導体は回復の兆しがみられます。また、部品不足の解消により、自動車や鉄鋼は持ち直しの動きが継続しています。
 トピックスとしては、「負債とキャッシュが積み上がる日本企業」を取り上げました。

3月号 コンテンツ概要
  • 今月のトピックス
  • 今月の景気判断
  • 日本経済
  • 米国経済
  • 欧州経済
  • 中国経済
  • 新興国経済
  • マーケット動向
  • 産業動向
  • 経済見通し

今月のトピックス(DBJ Research)

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